押し目買い・戻り売り発見ツール

突然ですが、皆さんはFXのエントリーポイントをどのような方法で見つけていますか?
FXを始めてからの数週間は「相場の値頃感」で適当に売買する方がほとんどだと思います。事実私もそうでした。

しかし「適当に売買してもFXは勝てない。」と気が付いてからは、ネット上や書籍の情報を基にして何らかのルールを作りエントリーを行っていると思います。

「テクニカル分析」「ファンダメンタルズ分析」「アノマリー分析」などFX投資を行ううえで、世の中には様々な分析方法があります。

このなかで最も個人投資家に使われているのが「テクニカル分析」です。

たとえば、複数のトレンド系、オシレーター系のテクニカル指標をチャートに表示して売買サインを確認する方法があります。下記のチャートをご覧ください。かなりごちゃごちゃで混雑してしまっていますが、なんだか「分析している感」は出ていますね。

しかし、FXの難しいところは複雑な分析を行いエントリーしても勝てるとは限らないことです。逆に言うと、どんなにシンプルな方法であっても利益を得られることができれば、それが正解になります。

結局、FX手法はシンプルが一番

これは当たり前のことですが、FX投資の唯一の目的は「利益を得ること」であってテクニカル分析に詳しくなる「分析マニア」になることではありませんよね。

しかもチャート分析は複雑であればあるほど再現性が低くなり、人為的なミスも起こりやすいものです。
「トレード手法はできるだけシンプルがよい。」これが私の考え方です。

押し目買い・戻り売りのポイントをピンポイントでとらえるツール

さて、ここからが本題となります。
「よりシンプルに売買する」をテーマに誕生したのが今回ご紹介する「押し目買い・戻り売り発見ツール」です。

当サイトで紹介している他のツールはこちら  ⇒ 通貨ペアトレンド強弱ランキングツール

それでは実際の機能を紹介して参りましょう。

これが、押し目買い・戻り売りのポイントを記した表です。

このツールには「2つ」の機能があります。
1.PinBarの抽出 と
2.連続陽線・連続陰線の抽出 です。

1.PinBarの抽出

まず1つ目の機能をご紹介します。「PinBar」の項目をご覧ください。

Pin Barとは、ピノキオバーの略で、海外のフォーラムでも人気が高い分析方法です。

Pin Barはローソク足単体で確認できる非常にシンプルなものですが、相場の反転ポイントを捉えるうえで有効なシグナルと言われております。

・S(ショート)が上ヒゲのPinBar を表します。
・ L(ロング)が下ヒゲのPinBar です。

このPinBarの出現を「21通貨ペア」の1分足、5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足、6つの時間軸で自動的に1つの画面に表示をしています。つまり、それぞれの時間軸で反転しやすい通貨ペアをパッと見で確認することができるのです。

1分足を使った短期トレードから、日足を使った長期トレードまで様々な取引スタイルに広く使用することができます。

2.連続陽線・連続陰線の抽出

続いて2つ目の機能です。表の「連続」の項目をご覧ください。これは「連続陽線」「連続陰線」を表しています。

陽、陰の横にある数字は現在「陽線が何本続いているか」陰線が何本続いているか」を記したものです。

たとえば、USD/JPY 日足 連続枠に「陰5」の場合は5日連続で陰線が出現しているということになります。ではこの数字にはどんな意味があるのでしょうか。

 陰線5本連続は下落ですから、当然「売り方が強い状況」と推測することができます。

 しかし、これが強い上昇トレンド中の「連続陰線5本」であれば状況が変わってきます。より大きい上昇相場の「押し目を形成している」と捉える事ができるかと思います。

 そして、このような天井から5本連続で陰線が続いている相場で、突然「陽線」が出現したらいかがでしょうか?

 天井で売り注文を行い、既に利益が出ている投資家は、この陽線を大いに警戒するでしょう。陰線が5本続いた後に久しぶりに出た陽線です。
大きな流れでは現在上昇トレンド中ですから「売りポジションの利益を伸ばしてやる」という思考にはなりにくい場面です。
この時に売り方の考えていることは、「やれやれ。調整の下落は終わりか。売りは諦めて決済の買い注文を入れるか」となるわけです。

 一方この場面、最初から大きな上昇トレンドの流れに乗る形で、虎視眈々と「押し目買い」だけを狙っている投資家も存在します。
このような投資家は、久しぶりに出た陽線を見て、意気揚々と新規の買いエントリーを行うでしょう。

 売り方の決済による買い注文と、新規参入した投資家の買い注文が同時に集まることにより、上昇トレンドは継続していきます。
つまり、大きな上昇トレンドの流れに逆らう形での連続陰線は更なる上昇のパワーを溜めている状況とも言えるのです。

 このように「連続陰線」後の「陽線」はまさに「押し目買い」が入りやすい場面と捉えることができ、絶好のエントリーチャンスとなり得るのです.

 しかし、大きい流れが上昇トレンドであるからと言って全ての買いエントリーが成功するわけではありません。100%成功する投資手法などありません。
ですが、このような場面でエントリーするメリットは「リスクリワードの高さ」にあります。さて、このエントリーのロスカットの位置はどこに置けばよろしいでしょうか?これは感覚的お分かりになられる方が多いのではないでしょうか。
最も分かりやすいロスカットの位置は陽線の安値です。この安値をブレイクすることによって、下落が継続しやすい場面と言えます。このように、押し目をピンポイントで狙ったエントリーは「ロスカットの位置が明確」であり、ロスカットまでの距離もおのずと近くなります。

 続いて利益確定ですが、これもイメージしやすいでしょう。

1.直近高値付近での利確
2.直近高値ブレイクを狙って利益を伸ばす

この2つが直ぐに思いつくのではないでしょうか。直近高値で利確をしたとしても、損切り値に対して十分な利益を確保できます。思惑通り順調に含み益が伸びた場合は、ブレイク狙いで最大限の利益を確保していくことを選択する方も多いでしょう。
また、ポジションの半分を直近高値で利確し、半分は伸ばすという戦略も取り入れやすいです。つまりこの場面は「損小利大取引」ができる理想のエントリーポイントになり得るのです。

まとめ

「押し目買い・戻り売り」が出やすい通貨ペア、時間軸を1つの画面で自動的に確認できるのが本ツールの特徴です。

極めてシンプルなシステムですので、短い時間足を使ったスキャルピングやデイトレードに活用できますし、4時間足や日足を使えば忙しいサラリーマンの方でも使い勝手が良いツールであると思います。

例えば「日足のPinbar」は相場転換を示すサインそのものです。朝一番に21通貨ペアのPinbarが出ている通貨ペアを確認して、指値・逆指値を入れて仕事にいく。など、少し考えてれば様々なトレード手法が思いつき応用できるかと思います。

※ドル円 日足チャート(EAは配布しておりません)

FX LoNyのもう一つのツール「通貨ペアトレンド強弱ツール」で、トレンドが発生している通貨ペアを確認し「押し目買い・戻り売り発見ツール」を使い、理想的なエントリーポイントを探っていくのが最もオススメできる使い方です。是非本ツールをお使いいただければ幸いです

このページの内容を動画にしましたので、よろしければこちらもご覧ください。

 

5つのメリット