ボリンジャーバンドスキャル「もみ合い相場」で勝つFX手法

海外FXで効果が発揮できそうな、短期的なFX手法をピックアップして紹介しております。

この手法は当サイトと管理者が同じである「FX Works」から引用しております。
手法の概要等は右記のページからご覧ください。⇒ https://fx-works.jp/borin/

 

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相場のパターンは、大きく分けると「トレンド」と「もみ合い」の2種類しかない。

継続して相場からお金を頂戴するのに大切なのは、「トレンドを把握することである」と、どんな人も言っているが、「もみ合い相場」で利益を得れるに越したことはない。

なぜならば、どんな時間軸をみても、明らかにトレンド状況よりも、もみ合い状況が多いから。

24時間チャートの前に張り付ける専業だったら、飽きもせずに「トレンド」を待てばいい。

しかし、兼業はそうもいかない。仕事の残業や付き合いで、千載一遇のトレンド相場を逃してしまう危険性もある。機会損失というやつだ。

大相場に立ち会えなかった悔しさは、兼業トレーダーであれば誰もが経験していると思う。

継続して稼ぐ為には、トレンドフォローに対応する手法を、当然「軸」として持つ必要があるが、「もみ合い相場」でも対応可能な取引手法を持つ事が大切。

そこで、自分が「もみ合い相場」で使用している取引手法を1つ紹介しようと思う。

 

1.日足ボリンジャーバンドで長期的なもみ合いを確認する

1 まず、エントリー前の準備作業として、日足での「もみ合い」を確認する。日足で膠着している相場は、短期の時間に落としても、もみ合い相場になるケースが多い。

確認方法は、ボリンジャーバンドのミドルを使う。ミドルに角度が出ておらず、ほぼ水平で推移した場合において「もみ合い」と決定づける。

※ユーロ円日足チャート

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2.1時間足でも「もみ合い」を確認

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次に、1時間足でも「もみ合い」を確認する。確認方法は日足チャートと同じ。ボリンジャーのミドルが水平であるかを正確に判断すること。

1時間足が、膠着している状況では、そう簡単に動きが活発化する事は少ないので「逆張り思考」を持っても良いのがこの場面である。

※ユーロ円1時間足チャート

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3.エントリーは1分足チャート

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ここまでの環境分析(日足と1時間足の膠着確認)を行い、初めて土俵に立つことが出来る。

いよいよ、エントリー準備。

エントリーは1分足で行う。まず、1分足のボリンジャーミドルバンドの水平を確認する。

(この水平の見極めが非常に重要。)

水平だった場合、ボリンジャーバンド2σ、-2σへのタッチを逆張りする。この手法の肝は、逆張りは、売り、買い1回ずつしか行わないということ。2回目の買い、または2回目の売りでは騙しが多い。

売り、買い2回のエントリーが終了したら、しばらくは様子見になる。そして再び、1分足チャートに動きがでて、ミドルバンドに角度がつき上昇、または下落。その後、もみ合いになりミドルバンドが水平になったら、再度エントリーを狙っていく。

※ユーロ円1分足チャート

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4.利益確定と損切りルール

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利確は2σ付近損切りは 基本の設定値として-5ピップ~-10ピップ。その時のボラティリティと相談しながら臨機応変に決める。サポレジ抜けで損切りでも良い。

スキャルピングなのでスプレッドが狭い通貨で行うべき。損切りと利確の比率が1:2になるような取引であれば、勝率は50%程。損切りと利確の比率が1:1程度であれば、70%~80%くらいまでは可能。

各時間足の水平の見極めは経験が必要になってくるので、そこは日々のチャートで試してほしい。

 

5.場合によってはナンピンも有効

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この手法のポイントは「ここは1回では抜けないだろう」というところでのエントリー。

日足、1時間で膠着している状態であるから・・・。
「そう簡単にレジサポブレイクしないだろう。」という思考を持つ事。

資金管理を理解している人であれば、「ナンピン」を取り入れても可。勘違いしてはいけないのが、損切りしないナンピンではなく、試し玉を使ったナンピンであるということ。自分は、この手法でストレスなく小銭を稼いでいる。