海外FXで効果が発揮できそうな、短期的なFX手法をピックアップして紹介しております。
この手法は当サイトと管理者が同じである「FX Works」から引用しております。
手法の概要等は右記のページからご覧ください。⇒ https://fx-works.jp/fxkame/
FXを始めて5年目に突入した兼業トレーダーです。兼業といっても、フリーで自宅で仕事をしているので常にチャートチェックができる環境にあります。
色んなテクニカル分析を試しましたが、ボリンジャーバンドが一番分かりやすかったです。統計上2σ内に95%が収まると言われていますので、明確な戦略を立てやすい。それがボリンジャーバンドを使う一番のメリットではないかと思います。
私が最も意識して見ているのがボリバン「収縮後の2σブレイク」です。
この値動きは、俗に「エキスパンション」とも言いますが、テクニカル分析の基本ともいえる形です。この極めて単純な分析だけでも大勝ちではありませんが、コツコツ稼いでいます。
まずは1時間足で環境認識
まず1時間足で2つの形を確認します。
1.ボリンジャーバンドでエキスパンションしている
2.ボリンジャーバンドが収縮している
上記の形以外ってあるの?と思った方もいるかもしれませんが、バンドが上下に荒く動いている時と、なだらかに上昇・下落している時は1時間足の環境確認としては該当外となります。
1時間足ということは、2~3日の傾向が把握できる時間軸なので、ここ最近の傾向が分かります。私の場合は主要5通貨ペアをマルチモニターに設置して、監視しています。
自営業ですので常にチャートを監視できます。この点は、投資をする上で恵まれている環境だと思いますね。
まぁ、トレンド状況を確認をするのは、スマホでも可能ですから、サラリーマントレーダーの方でも実行できる手法だとは思いますよ。
エントリーを行うのは「1分足」
上記2つの形を確認できたら、次は5分足を見ます。ここでは「収縮」確認をします。
ボリバンの収縮=持ちあい状況です。これは、1時間足よりもアバウトな形で大丈夫です。収縮というよりも「エキスパンション」していないチャートとい言った方が分かりやすいですね。そうすると、エントリーをする通貨ペアが絞れてきます。
で、持合いブレイク、つまり5分足のボリバンがエキスパンションをするのをじっと待ちます。
5分足でエキスパンションしたら、チャートは1分足に切り替えです。ようやく、ここでエントリー出来る環境が整います。
ポイントはエキスパンション直後に入るのではなく「1分足で押し・戻し」を待つことにあります。ミドルバンド付近まで押し・戻しがあり、1分足で順行するローソク足が出たらGOサインです!
あくまでもミドルバンド付近ですから、あまり神経質にならなくても良いです。もし、間違っていたらすぐに損切りをして入りなおせば良いだけなので。
東京市場は、トレンドがあんまりはっきりとしないので、ロンドン市場のちょっと前くらいからがオススメです。時間にすると、14:00くらいからですね。それから、深夜の1:00までは毎日監視して、自営業をやりながら、チャンスがあればFXに集中するという毎日です。
※エントリーイメージ
損切りは出来るだけ早く!
この手法は勝率悪いです。何故ならばある程度大きな利益に挑戦するからです。損切りは、早ければ3pips以内に収まる事もあります。
先術したように、順行するローソク足が出てから新規参入しますので、損切りをする場所は、そのローソク足の安値にします。
よく、損切りの幅に余裕を持たせる人がいますが、私の場合は、仮に100円が安値だったら、100円ピッタリに逆指値注文をします。
経験上、ほとんどのトレードにおいてサポート・レジスタンスまで下がると、そのまま抜けてしまいます。私にしてみれば、1pipsの余裕幅も勿体ないと思っているのです。
3pipsで切れたのに、4pipsの損失。取引の回数が多ければ、大きなダメージになります。
ローソク足の形によっては、安値まで距離が離れすぎている場合もあります。そういった状況では、最初から「-10pispに固定」してしまいます。
それ以上の損失は許容できないということです。1回のエントリーで-20pipsなんて損失を食らっては精神的にも資金的にもダメージになりますので、そこは割り切っています。
※損切りイメージ
リミットは+50pipsに設定
続いて利益確定ルールですが、これはリミットを設けます。その数値は「+50pips」です。
それと、1分足の「ボリンジャーバンドのミドルを抜けた時も決済対象」にしています。ただし、ローソク足の実体ブレイクという条件はつけています。
1分足を使った手法で、+50pipsというリミットはかなりデカい数字なので、これについては再検討をする必要がありますが、今のところは利益が乗っているので、まぁ、このままでいいかなとは思っています。
※利益確定イメージ
投資は「亀」ゆっくりで良い
あまり難しく考えない事が重要だと思っています。混乱してしまいますので。損切りさえしっかりやっていれば、どんなロジックで取引したって、そんなに酷い金額の負けにはなりません。
損切り貧乏なんて言葉もありますが、ポジションを放置してナンピンするよりも、よっぽど未来がある投資方法ではないでしょうか。
投資は「亀」のようにゆっくりとゴールを目指すことです。そのゴールは人によって違いますし、そのゴールは投資をやっている途中で見つかります。
焦って「うさぎ」になってはいけません。「うさぎ」になってしまえば、投資においては2位にもなれず、コースアウトしてしまう可能性もありますよ。