政投銀、PC統合に出資へ 富士通とレノボ後押し

富士通と中国の聯想(レノボ)グループが統合に向けて交渉しているパソコン事業に関し、日本政策投資銀行が統合後の合弁会社に出資を検討していることが8日分かった。国内のパソコン市場は縮小傾向が続いており、政投銀が持つ事業立て直しのノウハウを活用して、統合を後押しする狙いがある。

出資比率は詰めているが、レノボが51%、富士通が3分の1以上を出資し、残りを政投銀が拠出する案がある。さらに他の投資家から出資を募ることも検討している。富士通とレノボは10月中の合意を目指して協議を進めているが、時間がかかる可能性もあるという。

[紹介元] 東京新聞 経済面 政投銀、PC統合に出資へ 富士通とレノボ後押し