最大8つまで設定できるXM口座の効果的使い方

XMは一つ口座を開設しますと追加で取引条件設定の異なる口座を最大8つまで設定可能になっています。

これを利用しますと実に効率的、かつ多角的な取引が可能になるのです。

とくにXMでは取引できる金融商品が実に多岐にわたっていますので、口座を別けて取引するというのは想像以上にプラスに働く方法となります。

ここではいくつかの効果的、効率的な具体的利用方法をご紹介していくことにします。

1)同一通貨ペアでもレバレッジを変えて取引してみる

XMの場合最大888倍のレバレッジを利用できるわけですが、常に最大のレバレッジで取引したのではリスクが高まることもあります。そんなときに利用したいのが複数の口座ということになるのです。

たとえば1番目の口座は常に888倍のレバレッジ設定をしておきますが、2番目の口座は100倍、3番目の口座は25倍といった形にあらかじめレバレッジを変えておけば資金を移動することでいつでも最適のレバレッジ環境で取引が可能になるというわけです。

2)異なる通貨ペアは別の口座で取引する

もう一つの方法としては、通貨ペア毎に別々の口座で取引をするということです。

たとえ888倍のレバレッジを使った取引をするとしてもドル円とユーロドルを同じ口座で取引した場合、万が一どちらかの通貨ペアで大きな損失がではじめると両方の通貨ペアの取引を難しくしてしまうというリスクが発生してしまいます。

そのためあえて通貨ペア毎にわけて取引しておけば仮に損切を設定しておかなくても個別の口座ごとにゼロカットシステムが稼働して投入証拠金以上の損失を免れることができるのです。

このやり方を利用した場合にはスワップ狙いの通貨ペアはあえて5倍といった低いレバレッジでの運用をすることも可能になり、それぞれの通貨ペアにとってのベストな方法を選択することができるようになるというわけです。

3)1)と2)をミックスさせて両方利用してみる

XMなら最大8つの口座をわけて取引することができますからここでご紹介した1)の同一通貨でレバレッジを替える方法と2)の異なる通貨ペアは別の口座で取引すするというものを両方実践することも十分に可能になるのです。

足元では結構値幅が出るようになっているポンドなどはあきらかに別口座、かつレバレッジをわけた取引をしたほうがいい時間帯が多くなります。そんなときにもってこいとなるのがこの8口座切り分けの取引手法となるのです。

追加口座を認めてくれる業者も多いのは確かですが、ここまで多くの設定を許してくれるのはXMだけですからその使い勝手は非常に高いものとなるのは言うまでもありません。

4)金や原油、株式指数など異なる市場での売買アカウントを作成する

さらにFXだけではなく金や原油、株式指数取引など証拠金の上限レバレッジのが異なるものや明らかにFXとは異なる動きをするような市場に参入する場合にはFXと同一の口座での混在した取引を避け、はっきりと分けた証拠金の中でのトレードをすることも重要になります。

XMであればそれが実に簡単に実現できるのです。

注意が必要なのはトータルの資金上限管理

XMの場合一つ口座を開けば簡単に追加で7つ、合計8つの口座を利用することができますので、アイデア次第でかなり柔軟な利用法を見つけることが可能になります。

また各口座ごとのレバレッジを変更することが可能なのに加えて、MT4とMT5の両方を利用していくことも可能になっており、複数口座の使い方はかなり多様なものが考えられます。ECN口座でスプレッドが極めて狭いFXゼロ口座を並行して使うこともできますからスキャルピングと長い時間の取引のプラットフォームをあえて分けることもできるのです。

ただ、ひとつ注意が必要なのは8つトータルで資金の金額が2万ドル、日本円にして200万を超え始めますといきなり888倍のレバレッジは200倍に自動的に下落することになりますし、1000万となれば最大レバレッジは100倍になってしまいますので、個別の口座の管理とともにトータルの資金の上限管理をしっかり心掛けることが重要になります。

CFDなどはもともと200倍のレバレッジの商品も多くなりますが、金などのメタル関連は888倍がそのまま利用できるといった具合で、個別の市場、商品ごとに利用できる最大レバが変わってくることにも注意が必要となります。

大きな資金がもとから入金してあるのであればいきなりレバレッジが変わってもたいした問題にはなりませんが、200万以内の資金でかなりポジションを作っておき、いきなりレバレッジダウンに見舞われますと証拠金不足から強制的にロスカットになることもあります。

ですから、くれぐれも複数口座で勝負する場合にはそのあたりの管理方法をしっかりと確立されることをお勧めします。これはハイレバの口座取引でも最も重要な要件となります。