NYタイムは堅調な米国のインフレデータでドルが全面高

 NYタイムは堅調な米国のインフレデータでドルが全面高。8月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2%と、市場予想の+0.1%を上回った。変動の激しい商品やエネルギーを除いたコアは同+0.3%と、単月の伸びとしては2月以来の強さだった。加えてコアの前年比は+2.3%と、今年に入ってもっとも高い水準へ上向いている。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する思惑を揺さぶることはなかったが、年内の利上げ観測は刺激された。関連市場は株安・債券安(利回り上昇)で反応した。
 ドル円は102.46円まで上昇。ユーロドルは6日以来の安値1.1150ドルまで下落し、豪ドル/ドルは0.7475ドル、NZドル/ドルは0.7254ドル、ドル/加ドルは1.3248加ドルまで、対ドルで安値を塗り替えた。クロス円は対ドルの下落と、株安による円高圧力で上値の重い推移。ユーロ円は113.96円、豪ドル円は76.32円、NZドル円は74.14円、加ドル円は77.05円まで売られ、戻りが鈍かった。
 ポンドは大幅安。一部通信社が関係者の話として、ハモンド英財務相がEU離脱で、EU単一市場へのアクセスを断念する用意があると伝えたことが材料視された。ポンドドルは1.2998ドルと8月17日以来の1.30ドル割れを示現。ポンド円も132.93円まで下値を広げた。トゥスクEU大統領から、メイ英首相が来年の1月か2月にEU離脱交渉の開始となるリスボン条約50条を発動する可能性が高いと発言したことも伝わった。
 6時現在、ドル円は102.29円、ユーロ円は1.1155ドル、ユーロ円は114.10円で推移。

[紹介元] ザイFX! 為替のとれたてニュース ■NY為替・16日=ドル全面高 ポンドドルは1.30ドル割れ