XMのVPSサービス@MT4自動売買をハイスペックで実現

サーバー

XMでも利用されているトレーディングツールである「MT4」の最大の特徴は、自動売買ができることです。

しかしこのMT4はミラートレーダーのように業者のサーバーにプリセットされたプログラムで売買をするのではなく、個別の利用者が自分のパソコン、ないしサーバーを用意してそこにEAと呼ばれるプログラムを走らせることで売買を行う必要があります。

ですから、とりあえず自分のパソコンのMT4にEAを実装して動かすことはできます。

しかし、一番問題なのは何かの拍子に電源やインターネット接続が落ちてしまうと、この売買ソフトが口座の自動売買を制御できなくなることから、エントリーも決済もできなくなってしまい、その結果大きな損害が出てしまうこともありうるのです。

そのためMT4で自動売買をするトレーダーは「VPS」というデータセンターの、仮想化されたサーバーを利用して行うことが基本となります。

XMではその「VPSサーバー」を貸し付けるサービスを行っています。

サービス

使用条件としては、下記のように一定の条件を満たしているユーザーは「無料で使用可能」です。また、条件に満たしていなくても一律28ドル、3000円程の月額で利用することができます。

条件

 

ハイスペックでXMと親和性の高いVPS

仮想 XMを通してレンタルできる「VPSサーバー」のスペックは以下の通りになっています。

提携している会社は「BeeksFX」で、これはXMに限らず多くの海外FX業者が提携しています。

スペック

1500MBのメモリを実装する20ギガのハードディスクに、600MHZのCPUを実装したサーバーで、OSはマイクソフトのウインドウズをプリインストールしており、さらにMT4のクライアントも実装済みになっていることがわかります。

平たくいいますと、データセンターにMT4の自動売買用サーバーを借りて利用するということになります。

自動売買専用に口座を1つ設けておけば、裁量トレードとは別に自動売買も並行して行うことができるというわけです。

国内にも同様のサービスは提供されておりますが、XM自身が紹介してくれるサーバーを利用することの方が、国内でVPSを用意するよりも、かなりパフォーマンスがよく安心して利用できるものとなります。

 

ネックとなるのは、日本語対応がないこと

英語

上述したように、これはXMで提供しているサービスではないので、通常のサポートのように日本語対応はしてくれません。

各種の問い合わせは「BeeksFX」にすることになりますので、そのあたりが非常に不便であると言えます。

 

国内では盛り上がることがないMT4の自動売買

メタトレーダー

「MT4」は海外で非常に人気になったトレーディングツールです。

国内でも導入が進んだ時期があったのですが、自動売買を実現するEAについては、金融庁が「投資助言業資格」をもった人間以外が有償で販売するのは「金商法違反」であると、突然言い出したことからかなりトーンダウンしてしまいました。

ですから、MT4について国内の投資家に相当な需要がある事がわかっていても、事実上国内業者は積極的なプロモーションができないまま今日に至っています。

一方、XMはこうした制限を一切受けていませんので、EAも個人が作成したものなどを、無償・有償で供給してくれる仕組みもっており自動売買はかなり使いやすい環境が整っているといえます。

 

自動売買に使うならレバレッジは調整が必要

レバレッジ

XMはなんといっても「888倍のレバレッジ」の利用が最も大きな人気になります。

しかし自動売買を行う場合、EAによって相当なドローダウン(含み損)が出る可能性がありますので、最初はレバレッジを抑えてEAを動かしてみるのがお勧めとなります。

レバ

XMのレバレッジ@最大888倍を活かすも殺すも自分次第!

 

EAはプログラムがわからなくても自作できる?

自動売買

このEA(エキスパートアドバイザー)は自分で作るのはかなり大変と思われがちです。

しかし、プログラムがわからなくても、簡単に作成できるソフトも国内で販売されており、意外に自作品を利用する人も増えているのです。

EAという名称なので凄いアルゴリズムで動いているような錯覚にとらわれますが、こうした自動売買はテクニカルツールの売買シグナルを拾って、売ったり買ったりしているのが殆どで、そのテクニカルツールも2つ程度使っているものが多い状況です。

したがって、個人がいつも見ているテクニカルチャートベースの売買の鉄則があるならば上述したソフトを使い、それをそのままテンプレートにして自動売買で働かすといったこともできるのです。

この自動売買というのは相場があまり大きく変動しない、レンジ相場の時が最も儲かるタイミングと言われております。

ですから、重要な経済指標や中央銀行の政策決定会合後の発表時などにおいては、あまり使わずに停止をしておくのが安心ということもあるのです。このあたりの操作、判断というのは経験が必要になってきます。

「VPS」を使った海外業者の「MT4自動売買」の話というのは、ほとんど日本では話題になりませんが、自動売買に興味があるトレーダーでしたらXMを使って、徹底利用してみるのもひとつの方法といえます。

うまく使いこなせれば、国内業者よりもかなり便利で、しかも効率的に利益を収めることができるようになる可能性が広がります。

VPSを無料、もしくは月額28ドルでチャレンジできるのであれば、自動売買に特化してXMを使いこなしてみるのも、また面白い海外FX業者利用法ということになりそうです。