6月21日に開催予定の株主総会を経て正式決定する

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は24日、石塚邦雄会長(67)の後任に、台湾の関連会社幹部を務める赤松憲氏(64)が就く人事を発表した。石塚氏は特別顧問になる。6月21日に開催予定の株主総会を経て正式決定する。業績悪化を背景に経営体制を巡る混乱が表面化したことから、社内融和を重視し、石塚氏と同じ三越出身の赤松氏を選んだとみられる。

三越伊勢丹HDは大西洋前社長が任期途中の3月末に引責辞任し、4月1日付で杉江俊彦社長が就いた。石塚氏は株主総会後に代表取締役を退任することを発表していたが、処遇や後任は決まっていなかった。

[紹介元] 東京新聞 経済面 三越伊勢丹会長に赤松氏 石塚会長は特別顧問