【ワシントン共同】日米欧に新興国を加えた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が6日夜(日本時間7日朝)、米首都ワシントンで開かれた。世界経済の成長鈍化が長引く中で、欧州の大手銀行の経営不安問題などに対する危機感を共有し、安定成長に向けて協調姿勢を打ち出す。金融政策、財政出動、構造改革の三つを総動員し、景気の底上げを目指す方針も改めて確認。
日銀の黒田東彦総裁と財務省の浅川雅嗣財務官が出席し、日銀が金融政策の枠組みを変更して、目標をお金の量から金利に移したことなどを説明。中国・杭州で9月に首脳会合が開かれてから1カ月余りで、共同声明は出さない。
[紹介元] 東京新聞 経済面 G20開幕、世界経済安定へ協調 低成長に危機感 政策総動員












