海外FXで効果が発揮できそうな、短期的なFX手法をピックアップして紹介しております。
この手法は当サイトと管理者が同じである「FX Works」から引用しております。
手法の概要等は右記のページからご覧ください。⇒ https://fx-works.jp/williams/
ウィリアムズ%Rは、アメリカの有名投資家、ラリー・ウィリアムズが開発した手法である。
買われすぎ、売られすぎをみる、オシレーター系のテクニカル指標だ。このテクニカル指標を使った手法は、RSIやMACDに比べると少ない。
おそらく、他のオシレータ―と比べて、早めに反転のサインが出る傾向があるため、組み合わせが難しいのかもしれない。
しかし『反転サインが早めにでる』といった傾向は、『目安』として使えば、利用価値が高い。
今回は、そんなウィリアムズ%Rで、相場を分析する手法をご紹介する。
2つのEMAとW%R
まず、5分足にインジケーターを表示する。使うのは、以下の3つである。
1.EMA(40)
2.EMA(80)
3.W%R(21)
取引通貨は何でもよいが、私の場合はスプレッドが狭い通貨を選択している。
エントリーのルールは以下になる。
・EMA40とEMA80の間で反転する動きを確認する
・EMA80を完全に抜けてしまった場合はノーエントリーとする
・W%Rのレベル20(80)の地点で、反転を確認する。
※ユーロ円5分足 エントリーイメージ
損切りと利益確定ルール
・損切りは-10pips以下になるように。私は、手前につけた安値や高値抜けにストップを設定している。こうすることで、ほとんどが-10pips以内の損切りを実行できる。
・利益確定は5分足の直近高値や安値におく。ただ、スキャルピングといえど1回の取引で+10pips以上を意識して決済することが大切。
※ユーロ円5分足 決済イメージ
勝率が高いポイント
反転を確認するポイントだが、これはヒゲが長い陽線や陰線は除くこと。形が良いローソク足で入る事が大切。
理想は、ピンバーを確認することだが、ピンバーだけで取引すると勝率は上がると極端に取引回数が減ってしまう。
取引回数は少なくてもいいので、勝率を重視したいという人は、ピンバーだけ狙えば良い。
EMA40とEMA80が重なっている時、または近すぎる時は「揉みあい相場」であるので、見送りすること。
勝ち易い距離感というものがあるので、その距離感を検証によって見つけていただければと思う。