海外FXで効果が発揮できそうな、短期的なFX手法をピックアップして紹介しております。
この手法は当サイトと管理者が同じである「FX Works」から引用しております。
手法の概要等は右記のページからご覧ください。⇒ https://fx-works.jp/sma20/
「移動平均線に価格がタッチして、トレンドが継続する」というのは代表的なチャートパターンだと思います。しかし、これは当たり前のことですが、必ずしも反発してトレンドになるとは限りません。
経験上、ただ闇雲にラインタッチでエントリーしても、それほど高い勝率にはならずに勝てませんでした。
特にスキャルやデイトレのような、「小さいサイクル」でトレードをする場合は、取引回数が多い分下手なエントリーが増える事を意味します。
そこで自分の場合は、ラインタッチ+「高値・安値ブレイク」を確認することで、下手なエントリーを減らしてトレードするようにしています。
SMA20だけで取引
この手法では、1分足と5分足を使います。5分足でトレンドを確認して、1分足と5分足の両方を使いエントリーをします。移動平均線は、ボリンジャーバンドのミドルとしても使われる「SMA20」です。
一連の流れを以下に記しました。(買いポジション)
1.SMA20へのタッチを確認
2.移動平均線に価格がタッチした、ロウソクの高値にラインを引く。
3.高値をローソク足の実体で上抜けたら買い
4.この時、1分足と5分足、両方の足を確認する。1分足で大陽線が出ている場合は、そのタイミングでエントリーしてしまう。
5.1分足が煮え切らない動きだったら、5分足でブレイクするのを待つ。
SMA20を実体で下抜けた場合は、ノーエントリーとします。その時は、高値ブレイクするまで待機することになります。移動平均線が水平の時は、相場が揉み合いになっている状態ですので、無理をせずに角度が出るのを待った方が無難です。
※ユーロ円5分足 エントリーイメージ
※ユーロ円1分足 エントリーイメージ
利益確定はチャネルラインを意識する
損切りは移動平均線にタッチした安値(ショートなら高値)から2PIPS程度離して設定します。
利益確定にはチャネルラインを使います。難しいチャネルではなくて、買いポジションだったら、高値と高値を結んだ斜めのラインです。
「高値を更新したら、そこまでは上がるだろう」という位置がチャネルラインですので、安心感のある決済ポイントだと思います。
※ユーロ円5分足 決済イメージ
他の時間足も確認する
仕事があるので、だいたい19:00~1:00くらいまで、トレンドが出ている何種類かの通貨ペアに目星をつけてトレードしています。
通貨の選定が重要なので、トレードに入る前に、そこで神経を使います。その際は、5分足だけのトレンドだけではなく、1時間足~日足までの時間も確認することが大切になります。
自分の場合は、エクセルに独自に管理表を作り「日足⇒上昇」「4時間足⇒上昇」「1時間足⇒上昇」みたいな形で、何個以上揃ったら本日の戦略は「買い」と出る計算式を作っています。
この作業をやるのと、やらないのでは全く成績が違ってきますので、この手法を使う時は、他の時間足も確認するという考え方も取り入れて下さい。参考になれば幸いです。