ペナントブレイクに平均足と10MAを用いた手法

海外FXで効果が発揮できそうな、短期的なFX手法をピックアップして紹介しております。

この手法は当サイトと管理者が同じである「FX Works」から引用しております。
手法の概要等は右記のページからご覧ください。⇒ https://fx-works.jp/penabreak/

 

1週足や日足などを利用した長いスパンでは、大きな流れをつかむ事はそんなに難しい事ではない。

しかし、デイトレード・スキャルピングにおいては、大きな流れを掴むのは至難の業。5分足や15分足の場合はトレンドが出たと思っても、動きは続かずに「V字」や「A字」を描く事も多い。

トレンドの大きな流れを掴むのに手っ取り早いのは、ブレイクして相場が一直線に動きやすい場面を見つける事。それが、「水平線ブレイク」であったり、「ペナントブレイク」であったりする。

今回は、ペナントブレイクについて書いていこうと思う。

 

取引ルール詳細

2まず、エントリールールの前に使用するローソク足だが、これはどれでも良い。

短い足を使えば、スキャルだし、長い足を使えばスイングになる。大切なのは、そのパターンを見つけることであるので、自分の環境に応じて変更してもらいたいと思う。

チャートの設定だが、MT4チャートに「平均足」を出す。そして、それに「MA10」を入れる。この2つのシグナルと、斜線と水平線を引きながら売買の判断をする。

最も信頼度が高いパターンは、いわゆる「ペナントブレイク」である。

これを例に売りポジションを持つ場合で説明すると、まず安値から上にトレンドラインを引く。そして、次は高値からも下にトレンドラインを引く。逆に言えば、この2つのラインを引けなければ、マウスをクリックする事はない。

ペナントを作って、上か下にいつかは抜けることになるが、その方向にエントリーをする。
ただし、必ず「MA10」のトレンド方向に売買することがルールとなる。

上位足(例えば1時間足だったら4時間足、5分足であれば15分足)のトレンドについていく方が大きな動きになりやすい傾向にあるのだが、美しい形のペナントブレイクであれば、どっちについて行っても一定の成果が得られる。

決済方法は簡単で、ペナントの安値・高値を抜けたら損切り
ある程度上昇&下落して、平均足の色が変わったら利食いする。

※ユーロ円1時間足 取引イメージ

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最も大切なのは資金管理

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今回は、ペナントで説明したが、これは「フラッグ」「三角形」「ウェッジ」でも使える手法。

水平線であっても斜線であっても、使い方は同じなので、レジサポを抜けるローソク足の形などにも注視しながら、売買の判断材料としてチャートをみてもらえればと思う。

また、あまりリスクが大きな取引をしないように、レバレッジを低く抑えて精神的なダメージを少なくすることが、FXで勝つ為には重要なこと。

資金管理が出来なければ、どんな優れたロジックを持っていても安定して儲けることはできない。

短期トレード・長期トレードに関わらず「口座資金の1%以内で必ず損切り」する事をおすすめする。