海外FXで効果が発揮できそうな、短期的なFX手法をピックアップして紹介しております。
この手法は当サイトと管理者が同じである「FX Works」から引用しております。
手法の概要等は右記のページからご覧ください。⇒ https://fx-works.jp/heikinashi_tr/
FXで勝てない時期が長く続いていて、有効なトレード手法を探す旅をしていました。
そこで出会ったのが「ライントレード」です。MACDやRSIは確かに分析的には簡単で分かりやすいですが、様々なパターンを試しても、僕の場合は勝利には結びつきませんでした。
ライントレードは非常に難解ですが、推奨しているトレーダーは多く、僕もやってみようと思ったのです。数か月間、バーチャルトレードで練習して感じたのは、トレンドラインブレイクの勝率は高くないということです。
それはどのような時間足でも、同じようなことが言えました。トレンドラインブレイク後に、必ずしも相場が大きく動くわけではないからです。
とくにデイトレードやスキャルピングなどでは、ダマシの確率の方が高いので、そのまま使っても上手くはいきませんでした。
プラス何か、が必要だと考えて、組み合わせてみたのが「移動平均線」と「平均足」です。このルールで、少ないながらも何とか利益を得る事が出来ています。
2つのエントリー条件
取引スタイルはデイトレードですので、使う時間足は「5分足」です。マルチタイムフレーム分析はしないで、5分足単体でエントリーも決済も行います。
通貨ですが、ロスカットが-10pips以内ですので、スプレッドの幅を考慮したペアを選ぶ方が良いです。
エントリーについては2つの条件をクリアする必要があります。(買いの場合)
・下落トレンドラインを平均足でブレイク
・EMA50ブレイク
ローソク足ではなく、平均足という点がこの手法のポイントになります。トレンドラインをローソク足の終値でブレイクしても、ダマシのケースが多かったので、平均足を取り入れました。
EMA50ブレイクという点も、ダマシを回避するルールです。EMA50をブレイクするということは、ある程度トレンドが転換している事を示しています。
単純にラインブレイクで入るよりも、信頼度が高いエントリーになります。
※ユーロ円5分足 エントリーイメージ
損切りと利益確定のポイント
損切りのポイントですが、エントリーをした段階ですぐに-10pipsに設定します。それに加えてもう1つルールがあります。
その方法ですが、先ずブレイクしたトレンドラインを残しておきます。例えば下落トレンドラインであれば、そのラインを平均足で下抜けたら成行で決済します。
つまり、最大の損切りが-10pipsで、後はラインの位置に応じて変わってくるということです。
利益確定のポイントは、+10pipsです。これも、エントリー後すぐに設定します。
※ユーロ円5分足 決済イメージ
EMA50ルールで成績が改善した
このルールを作った時に難しかったのが、5分足の小さなトレンドの対応でした。
全ての高値と安値にラインを引いてしまっては、ゴチャゴチャになってしまい、トレードも上手くはいきません。
そこで、採用したのがEMA50ルールでした。最初の頃は、一日に3回~5回の取引していましたが、EMA50ルールを取り入れてからは、取引回数が半分以下まで減って損益が改善されました。
ただ、まだまだ安定した利益が確保できているとは言えませんので、更なる検証が必要だと思っています。
現時点での課題は、利益の幅が少ない事です。勝率50%でも良いので、損失の2倍以上の利益を獲得できるような手法を完成させたいと思っています。