将来は各社の原発事業の統合につながる可能性がある

日立製作所と東芝、三菱重工業の3社が原発の燃料事業を統合する方向で調整していることが29日、分かった。来年春の実現を目指す。原発事業は東京電力福島第1原発事故の影響で環境が悪化しており、統合による経費削減などで経営基盤を強化する。将来は各社の原発事業の統合につながる可能性がある。

統合を検討しているのは、東芝が傘下の米ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)を通じて出資する原子燃料工業、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日立、東芝による合弁のグローバル・ニュークリア・フュエルの日本法人、三菱重工系の三菱原子燃料。

[紹介元] 東京新聞 経済面 原発燃料、事業統合で調整 日立など3社、環境悪化で