東南アジアなどの発電所に売り込み、収益源とする

東京電力ホールディングスが、三菱重工業と日立製作所の火力発電部門が統合した「三菱日立パワーシステムズ」(横浜市)と業務提携し、火力発電所を効率的に運転するシステムを共同開発することが29日、分かった。東南アジアなどの発電所に売り込み、収益源とする。

センサーや通信を利用してあらゆる機器をインターネットで結ぶ「モノのインターネット(IoT)」技術を利用する。

火力発電所の設備に取り付けたセンサーが、タービンの回転数や発電量などのデータを収集、ネットを通じて集約して分析することで、運転を効率的に制御するシステムの開発を目指す。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東電と三菱日立パワー提携 アジアで発電所を効率運転