【ニューヨーク共同】トヨタ自動車は19日、米国で開いたイベントで、水素で走り、走行時に水しか出さない燃料電池車の大型トラックを初公開した。今夏から米西部カリフォルニア州のロサンゼルス港で同州の環境当局と実証実験を行い、実用化の可能性を探る。
このトラックは1回の水素補充で200マイル(約322キロ)を超える距離を走れるという。燃料電池車の普及には水素ステーションの整備が課題だが、決まった道を走るトラックなら補充場所を整備しやすい利点がある。
トヨタは燃料電池車をエコカーの本命と位置付けている。
[紹介元] 東京新聞 経済面 燃料電池トラックを初公開 トヨタ、米で実証実験へ