長期金利、午後は急落 日銀オペで市場動揺

3日の国債市場は、日銀が公開市場操作(オペ)として実施した2回の国債買い入れを受けて長期金利が乱高下した。午前の急上昇から一転、午後に急落した不安定な展開に東京金融市場は動揺し、株価と円相場も荒い動きとなった。

長期金利の指標である新発10年債(345回債、表面利率0・1%)の利回りは午前の取引で一時、前日終値より0・045%高い0・150%に上昇し、約1年ぶりの高水準となった。だが午後に入ると0・090%まで低下し、前日終値を下回った。

[紹介元] 東京新聞 経済面 長期金利、午後は急落 日銀オペで市場動揺