新興市場見通し:マザーズは出直り歩調強めるか、串カツ田中などIPOにも注目

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先週の新興市場では、特にマザーズ指数の上昇が目立った日経平均が一時節目の17000円を回復したことも支援材料となり、これまでさえない展開が続いていたマザーズ銘柄にリバウンド期待が広がった円安一服で主力大型株が手掛かり材料に乏しくなったことも、中小型株に物色を向かわせたなお、週間の騰落率は、日経平均が+0.2%であったのに対して、マザーズ指数は+6.3%、日経ジャスダック平均は+0.8%だったマザーズ指数は9月7日まで8日続伸した

個別では、マザーズ時価総額上位のサイバーダイン {{|0:}}が週間で2.4%安となる一方、そーせいグループ {{|0:}}が同14.3%高、ミクシィ {{|0:}}が同3.8%高と堅調だったまた、売買代金上位ではそーせいグループのほかイー・ガーディアン {{|0:}}、CRI・ミドルウェア {{|0:}}、シリコンスタジオ {{|0:}}などが同2ケタの上昇率となった「東京ゲームショウ2016」に向けてVR(仮想現実)関連銘柄の強い値動きが続いたまた、sMedio {{|0:}}や中村超硬 {{|0:}}が同30%超の大幅上昇となる一方、直近IPO銘柄のベイカレント・コンサルティング {{|0:}}などが売られたジャスダックでは平田機工が同9.9%高、夢真HD
が同6.3%高、エン・ジャパンが同5.6%高と堅調だった極楽湯やアエリアは信用規制実施にもかかわらず活況が続いた素材大手による電気自動車(EV)用リチウムイオン電池(LIB)材料の増産が報じられ、田中化学研究所も人気化したその他、ベクターや北川精機がジャスダック上昇率上位に顔を出した反面、日本精密や大和コンピューターが売られた

今週の新興市場は、堅調な展開が続きそうだ週初は日経平均の下落スタートに連れてリスク回避の売りが先行する可能性があるしかし、個人投資家の中小型株への物色意欲は強く、個別材料株やテーマ株の循環物色の流れが続き需給面も比較的良好とみられるマザーズ指数は直近のもち合いレンジを上放れてきており、出直り歩調を強めることが期待される

今週は9月12日にネオジャパン、13日にファーマフーズ、ジェネレーションパス、バルニバービ、はてな、14日にエニグモ、サンバイオ、スリー・ディー・マトリックスなどが決算発表を予定しているジェネレーションパスやバルニバービ、エニグモなどは業績期待が高いようだ15日からは「東京ゲームショウ2016」が開催され(一般公開は17日から)、ゲーム株やVR関連株の動向を注視したい

IPO関連では、9月14日にデジタルアイデンティティ、カナミックネットワーク、串カツ田中がマザーズへ、16日にノムラシステムコーポレーションがジャスダックへ新規上場する公開規模の小さい案件が多く、強い初値形成が期待されているが、特にカナミックネットワークは介護・医療ICT関連のテーマ性もあり人気が高いようだ串カツ田中は比較的公開規模が大きいが、知名度の高さ等が追い風となるなお、先週はKHネオケム(10月12日、東証1部または2部)、マーキュリアインベストメント(10月17日、東証2部)の新規上場が発表される一方、オークネットが上場を取り止めている