日本銀行が3年半にわたる異次元緩和の「総括的な検証」の結果とともに、新しい金融政策の枠組みを発表した。これについて黒田東彦(はるひこ)総裁が午後3時30分から記者会見で説明する。
新しい枠組みは「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」。複雑で難しそうだが、要は、異次元緩和の大黒柱だった「量的緩和」の事実上の放棄である。
日銀の異次元緩和はざっくり言えば、二つの政策で構成されている。一つが巨額の国債を買って金融市場にマネーを投入する「量的緩和」。黒田日銀の異次元緩和の最大のエンジンであり、アベノミクスの本質とも言える政策だ。
もう一つが、銀行が日銀に預ける当座預金をマイナス金利にする「マイナス金利政策」。こちらは今年2月に導入したばかりだ。金融収益を圧迫するとして銀行や保険会社からの評判がきわめて悪いが、日銀は今後、追加緩和をする際はマイナス金利の幅を深掘りすることを検討すると見られている。
それはなぜか。日銀はもう量的緩和を拡大したくないのが本音だからだ。
日銀の量的緩和は、いまや金融政策のエンジンというより、政府の財政を支える「財政のガソリン」と化している。
日銀が量的緩和のために購入し…
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 日銀・黒田総裁の本音に注目 15時30分から会見中継













