政府は26日、2016年度第2次補正予算案と、消費税率10%への引き上げや軽減税率などの関連施策を2年半延期する税制改正法案を国会に提出した。補正予算案は一般会計の追加歳出が4兆1143億円に上る。低迷の続く個人消費の底上げなどを狙った経済対策の第1弾と位置付け、10月中の成立を目指す。
補正予算案の財源に建設国債2兆7500億円を追加発行する一方、金利低下に伴い国債利払い費が浮いた分なども財源に回す。こうした経費の減額を差し引いた一般会計の補正予算規模は3兆2869億円となる。
家計支援策として低所得者に1万5千円の給付金を配る。
[紹介元] 東京新聞 経済面 4兆円補正、国会提出 消費増税延期法案も