中国の過剰生産問題や先進国の生産性の低下、原

【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)の運営方針を決める国際通貨金融委員会(IMFC)は8日午後(日本時間9日午前)、「世界経済は不確実性と下振れリスクが高い水準にある」との声明を採択して閉幕した。保護主義に傾く内向きの政策や構造改革などの遅れが、先行きの脅威になっていると警鐘を鳴らした。

声明は「世界経済の回復は緩慢で、ばらつきがある」と憂慮した。中国の過剰生産問題や先進国の生産性の低下、原油価格の伸び悩みによる資源国経済の低迷をリスク要因に挙げた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 IMF委員会、声明で警鐘 世界経済に高い下振れリスク