現地時間25日夜(東京時間明日早朝)から、いよいよカンザスシティ連銀主催の年次経済政策シンポジウムが、ワイオミング州のジャクソンホールで開催されます。 このイベントは、毎年8月の最後の週末にスキーリゾートで有名なワイオミング州ジャクソン市で開催されますが、FOMCメンバーはもちろん、日銀やBOE(英中銀)、ECB(欧州中銀)をはじめとして、世界各国の中央銀行家が集って、金融政策などについて語り合うイベントです。 1978年から開催されていて、今年で40回目となるこのイベントですが、市場で大きな注目を浴びるようになったのは、2010年のイベントで当時のバーナンキFRB議長が「経済見通しが大幅に悪化するなど必要性が明らかになれば、非伝統的手段を通じて追加の金融緩和を実施する用意がある」と述べ、その後2010年11月のFOMCでQE2(量的緩和第2弾)が決定され「ジャクソンホールの講演でQE2が示唆された」とされたことからです。 翌2011年からは、毎年このイベントは注目されるようになりましたが、昨年出席しなかったイエレンFRB議長は、今年はこのイベントで東京時間明日26日金曜日深夜23時から講演を行う予定です。 FOMCは昨年12月に利上げを開始したものの、その後8ヵ月経っても2度目の利上げは行われていません。利上げに慎重なイエレンFRB議長が、この講演で追加利上げを示唆するのか、それとも慎重な姿勢を改めて滲ませるのか、今後の為替相場、株式相場に大き影響を与える可能性があることから、今年は例年以上に注目されています。 【オンラインセミナー】9月14日(水) 高野のFXヂカラ強化セミナー「一目均衡表が使いたくてしょうがなくなる!」 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160914.html 【会場セミナー】9月10日(土)「FXヂカラ向上プロジェクト2016」 in 神戸 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160910.html
いよいよジャクソンホール・シンポジウム
[紹介元] 高野やすのりののりのりFX | Klug クルーク いよいよジャクソンホール・シンポジウム