東京タイム午後の為替市場では、ドル円は102.35円までじり高。今週末に発表される8月の米雇用統計が安定的な強さをみせるなら、来月の米追加利上げに現実味が増すことからドルが買われている。先週末のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長やフィッシャーFRB副議長の発言が背景にある。日銀の追加緩和観測は円安につながっており、クロス円も堅調に推移したが、失望を招かない日銀の一手は見通しづらい。
ユーロ円は114.69円、ポンド円は134.38円、加ドル円は78.72円、豪ドル円は77.30円、NZドル円は74.14円まで円安推移。
ユーロドルは1.12ドルちょうど付近、ポンドドルは1.31ドル前半、豪ドル/ドルは0.75ドル半ばで推移し、先週末からの安値圏でもみ合った。
[紹介元] ザイFX! 為替のとれたてニュース ■東京午後=ドル円堅調、来月の米利上げを意識