NY為替市場ではドル高。最近の米経済指標は多かったものの、米金融当局者のタカ派寄りの発言が目立っており、米早期利上げ観測が再燃した。米10年債利回りは6月下旬以来の水準まで大幅に上昇し、ダウ平均は下げ幅を400ドル安に近い水準まで暴落するなど、関連市場では年内利上げを意識した動きとなった。
ローゼングレン米ボストン連銀総裁が「段階的な利上げが適切となる可能性が高い」と述べ、タルーロFRB理事はインフレ率が持続的に上昇しているとのより多くの証拠を見極めたいとの考えを示した一方で、年内利上げの可能性は排除しなかった。また、カプラン米ダラス連銀総裁は、この数カ月間で利上げの根拠が強まったと指摘した。タルーロFRB理事とローゼングレン連銀総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を持っている。
株安を嫌気した円買いの動きも見られ、ドル円は103.06円を頭に102円後半で伸び悩んだ。また、ユーロドルは1.1199ドル、ポンドドルは1.3240ドル、豪ドル/ドルは0.7538ドル、NZドル/ドルは0.7315ドルまで弱含んだ。また、ドル/加ドルは1.3053加ドルまでドル高・加ドル安に振れた。加8月就業者数は市場予想を上回る2万6200人増となったが、加ドル買いは瞬間的で、ドル高が優位となった。
クロス円も重い動き。豪ドル円は77.40円、加ドル円は78.66円まで安値を更新し、ユーロ円は115円前半、ポンド円は136円前半、NZドル円は75円前半で上値の重い動きが続いた。
6時現在、ドル円は102.69円、ユーロドルは1.1233ル、ユーロ円は115.35円で推移。
■NY為替・9日=ドル高、米早期利上げ観測が再燃
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