マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアの日本法人エアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)は30日、今年開設する予定だった中部空港と仙台空港を結ぶ路線について、就航を取りやめると発表した。中部空港を拠点とする3路線の開設計画を公表していた。札幌(新千歳)便は2017年初旬に、台北便は17年春に就航を延期する。
エアアジア・ジャパンによると、国土交通省による運航許可の審査や、乗務員の訓練などに時間がかかっているという。仙台便の取りやめについて、同社担当者は「就航が遅れている中で、まずは国際線と国内線で1路線ずつ確実に開設する」と説明した。
[紹介元] 東京新聞 経済面 エアアジア、仙台便取りやめ 札幌便は延期