ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスは1日、経営統合した。流通業界はデフレへの懸念が強まっている。セブン&アイ・ホールディングスとイオンの2強に次ぐ第三極グループが誕生し、顧客争奪戦が激しさを増しそうだ。
新会社「ユニー・ファミリーマートホールディングス」は、国内店舗数でローソンを抜き2位に浮上するコンビニと、中部地方を地盤とする総合スーパーが事業の両輪となる。顧客ニーズの大きい食料品分野に経営資源を集中し収益を伸ばす。
柱となるコンビニは、ユニーグループで計約6250店舗ある「サークルK」と「サンクス」を「ファミリーマート」に一本化する。
[紹介元] 東京新聞 経済面 ファミマとユニーが経営統合 デフレ懸念、顧客争奪戦へ