XMといえば何と言っても「最大888倍」のレバレッジを利用することができる、国内にはないトレードが魅力となります。
しかしこのハイレバレッジ、確かに少ない資金でも売買は可能ですが一体どのレベルの資金投入をするのがもっとも効率的なのでしょうか。
今回はそんな888倍で投入すべき資金の最適金額について考えてみることにします。
3000円からでも物理的な取引は可能
このXMTradingの口座は新規に開設しただけで「3000円のクレジット」が支給されますから、自己負担で一銭も資金を投入しなくても取引は可能です。
本邦の個人投資家がもっとも利用するドル円であれば1ドル112円水準なら1000通貨ペアの取引で「126円」ほど資金があれば十分に取引が可能になりますから、3000円といえども強い投資の味方となることは間違いありません。
現金で勘定すれば3000円は実に267万円弱の取引ができるわけですから、非常にありがたい金額であることは間違いありません。
ただし相場は一定の値幅で上下することになりますから、間違った方向に相場が動き始めると含み損は一気に増えることになるのです。
ドル円1000通貨単位で1円異なる方向に動きますと、それだけで1000円がなくなる勘定ですから3000円で迂闊に大きなポジションを持ちますと、いきなり損失を抱えて短時間ですべての証拠金を失う勘定になってしまうのです。
したがって落ち着いて取引をしていくためには、やはりもう少し潤沢な資金を投入することが重要になるというわけです。
もともと200万を超えるとレバは下落する
XMTradingの場合、口座の資金総額が200ドル、日本円で200万円を超えたあたりでいきなりレバレッジが888倍から200倍へとダウンすることになり、1000万円を超えるとさらに100倍へとレバレッジがダウンする仕組みが実装されています。
つまりもとから多額の資金を投入して取引するのではなく、少額資金で売買することが前提に口座が設計されていることがわかります。
ですから大きな資金を入れるといっても888倍を維持するならばせいぜい100万が上限であり、儲かったらすぐに200万円の総額を超えないように資金を出金するという気の使い方が必要になってくるのです。
取引の途中からいきなり自動的にレバレッジが888倍より200倍にダウンするというのはかなり危ないトレードになりますから、本当に真剣に注意をすることが求められることになってしまうのです。
初期の資金投入額としては最低10万円からがお勧め
長年XMを使いこなしてみた経験からいいますと、初期の資金導入はやはりあまり少額にならずに10万円程度は用意しておくのがもっとも効率のいい投資法になりそうです。
たしかに3000円、1万円といった少額から少しずつ資金を増やしていくというのは悪い方法ではありませんが、少額資金の段階では想像以上に気を遣うことになりますし、損切りをするのもそれなりに躊躇することになりかねません。
しかし10万円の資金を投入することができればリアルマネーなら8880万円に匹敵するわけですから、少々失敗した取引をしてしまっても落ち着いて損切りしてやり直すことができる金額になるのです。
FXの場合実際にやってみるとわかりますが、実は資金は多ければ多いほど安全ですし、短期間に増やすことができるようになるのです。
そういう意味では3000円や1万円から臥薪嘗胆で時間をかけて利益を上げていくというのも一つのトレードの哲学ではありますが、もっと楽に888倍を有効利用したいと思うのならば最低10万円程度からスタートするのがお勧めとなります。
もちろん妙に気が大きくなって雑なトレードをしてしまうのはもってのほかですが、余裕があるというのはいかに利益確保しやすいかというのは実際に売買てみますと納得ができるはずです。
証拠金は一定額で勝負するのが基本
FXの場合は複利のように証拠金自体が大きくなればさらに大きな取引ができるようになるのは間違いありませんが、ハイレバレッジに関していえば、初期の投入資金とともに上限の投資基金もある程度決めて決まった金額の中で取引するのがお勧めになります。
つねに100万円以下の資金で取引していた人が、いきなり1億円をまかされたとしても取引パターンから考えて無理が生じることというのは本当にありうる話です。
ハイレバレッジの環境で大きな成果を発揮するためには、一定の取引条件を守るというのも重要なやり方のひとつになるのです。
ハイレバレッジはうまく利用すればこれほど投資の味方になってくれる仕組みはないほどの存在です。
しかしそれを過信して丁寧な取引ができなくなってしまいますと、いくら資金があっても足りない状況の陥ってしまうのです。
みずからの取引姿勢やルールといったものは常に一定に保ちながら売買することが、非常に重要になることを肝に銘じる必要があります。
それができるようになってはじめて888倍という国内にはないハイレバレッジで取引して成功できるようになるのです。