今後の製造や販売でインドネシアの企業とライセンス契約

【ニューヨーク共同】スマートフォン開発の先駆けとして知られるカナダの携帯電話メーカー、ブラックベリーは28日、スマホの自社製造から撤退すると発表した。新機種のデザインや生産は他社に委託し、ソフトウエア分野に集中する。

ボタン式キーボードを備えたスマホをいち早く商品化し、一時は高いシェアを誇ったが、米IT大手のアップルなどに急速に追い上げられた。今後の製造や販売でインドネシアの企業とライセンス契約を結んだとしている。

ブラックベリーは通信の暗号化技術などに定評がある。ジョン・チェン会長は「セキュリティーソフトやアプリの開発に注力する」とする声明を出した。

[紹介元] 東京新聞 経済面 ブラックベリー、スマホ撤退へ カナダの携帯電話メーカー