XMの口座には「3つの種類」が用意されています。
それぞれ少しずつ機能が異なりますので、この項目ではその詳細についてご説明しましょう。
ニーズにあわせて3つの口座が用意されているXM
XMには「マイクロ口座」「スタンダード口座」「Zero口座」の3つが用意されています。
国内投資家に最もよく利用されているのが888倍のレバレッジを小額の証拠金で利用できる、「マイクロ口座」です。
大口の取引を行いたい投資家には「スタンダード口座」も用意されています。
ただ、金額規模が大きくなりますとさすがに提供される「レバレッジ」は減少することになります。
さらに国内業者の狭いレバレッジを強く意識して作られたのが「ECN」を利用した完全なインターバンク直結の売買となる「Zero口座」になります。
3つの口座にはそれぞれ特徴がありますので、ご自身の取引スタイルや資金に合わせて選択することになります。
ちなみに、一つ口座を持っていても最大8口座まで「追加で口座開設」をすることができますから、3つの口座を市場状況に合わせて「臨機応変」に使いこなすことも可能です。
個人投資家にポピュラーなマイクロ口座
「マイクロ口座」は海外FX業者に対する、国内個人投資家の期待に全て応えられるスペックを用意しているのが大きな特徴となります。
通貨ペアは「57種類」用意されていますので、国内投資家が取り扱うほぼすべてを網羅しています。基本取引のロットは「1000通貨単位」からですが、「最小10通貨単位」からでも取引できる点は国内にはほとんどない条件となります。
ドル円でいえば「1000通貨」で121円程度の証拠金から売買できますので、1万円証拠金総額で始めても十分に投資できる口座であることから人気が高くなっているのです。
スプレッドは最低1pipsからとなりますが、ドル円やユーロドルなどは比較的狭いものの、特定通貨ペアでは結構広いスプレッドになっていることもありますので、利用しやすい通貨ペアとそうでないものがあることには注意が必要です。
手数料は国内業者と同じようにありませんので、あくまでもスプレッドだけがコストになります。
1取引毎のロット制限は100ロットとなりますが、個人投資家が利用するのには十分な規模といえます。
この「マイクロ口座」にはXMの魅力となっている、口座開設時のボーナス、入金時のボーナス、売買時のポイントボーナスなどが設定されていますので、いわゆる海外FX業者に国内個人投資家が求めるもの、すべてが凝縮されているといえます。
少ない証拠金で大きなレバレッジを利用して、短時間で大きな資金へと成長させたいと思う投資家にはぴったりの口座になっているのです。
トレーディングツールは「MT4」を利用しており、しかもEA、エキスパートアドバイザーを使って自動売買もできますので、新たな取引にも挑戦が可能です。
まず「海外口座」を試してみたいと思う方には、XMのマイクロ口座は最もお勧めできる口座です。
大口投資を行いたい方向けのスタンダード口座
「スタンダード口座」はマイクロ口座とほとんど同じ取引スペックになっています。
1ロット10万通貨単位からの取引となりますので、大口の売買が可能になる点が大きな違いです。
ただしこの口座を利用しても「最低1000通貨」から売買は可能となります。
違うのは、最大レバレッジで、マイクロ口座同様に金額規模で制限されており、2万ドルを越えますと200倍、10万ドルを超えると100倍へと制限されます。
したがって、888倍のレバレッジはどれだけの金額にでも利用できるわけではありません。
ただ200倍、100倍でも十分魅力はありますから、大きな資金を動かしたいと思うのであれば、この口座を利用する魅力は十分に備わっていると言えそうです。
そもそも、証拠金保全という点では2万ユーロまでは補償されますが、それ以上投入した場合にはその限りではなくなりますので、リスク視点から見てどれだけ証拠金を投入するかはよく考える必要がありそうです。
国内では実現できない「大きな資金で大きく儲けられる」口座がまさにこのスタンダード口座といえます。
この口座も取引におけるボーナスは存分に設定されていますので、マイクロ口座以上にそのメリットを活かすことができるのも特徴となります。
10万ドル単位で売買すると、利益も想像を超える大きさになりますので、短期間に大きく資金を増やしたい方には見逃せない口座です。
ただし含み損が出始めるとその額も爆発的になりますから、しっかり損切りをして証拠金を自己管理できる、高いスキルをもった個人投資家が使っていくべき口座ともいえます。
名実ともに国内のFX業者にはない口座が、この「スタンダード口座」ということになりそうです。
国内FX業者を意識して作られたXMZero口座
「XM Zero口座」は今流行の「ECN」を利用して、可能な限り「スプレッドを狭くした口座」です。
すべての顧客からのオーダーは「ECN」でアルゴリズムを最適化しながら、外部のカバー先に振っていきますので、カバー先の提示する買いと売りの価格を利用して「最低0スプレッド」という狭い条件も提供できるようになっているのです。
国内の業者では、もはや狭いスプレッドは当たり前ですが、「NDD方式」を使ってさらに優遇された条件を提示してくるのが、この口座の大きな特徴となります。
Zero口座のレバレッジは500倍になり、マイクロ&スタンダード口座の888倍に比べますと多少下がりますが、こちらも国内業者ではまったく提示できないような取引スペックを実現しており、日本の個人投資家の利用をかなり意識した口座ということになります。
その代わり手数料は完全に「外だし」になりますが、この手数料部分は「確定申告時に経費扱い」できますから、通常のスプレッドによる売買よりもお得といえます。
10万通貨ペアからの取引が基本ですから、大きな売買も可能ですが、2万ドルを超えると200倍にレバレッジが下がりますので注意が必要です。
但し、Zero口座の場合には手数料以外のほとんどのマージンをXMが吐き出して設定している条件であるため、XMの大きな魅力であるボーナスの支給は一切ありません。
まさに「スプレッドだけにフォーカスした取引」ということになりますから、果たしてマイクロ&スタンダード口座を選ぶか、それともこのZero口座を選ぶかは、大きな悩みどころとなりそうです。
※XM Zero口座の詳しい特徴は下記のページをご覧ください。
※NDD方式とな何か?国内のDD方式との違いを下記のページで徹底解説しています。
どの口座も国内業者では実現できない魅力が満載
このようにXMが提供する「3つの口座」は利用者が海外口座に何を求めるか?によってその選択が異なるものとなります。
とにかく小額の資金で、最大級のレバレッジとボーナスを獲得したいと思うならば迷わず「マイクロ口座」となります。
さらにボーナスの恩恵を受けながら大きな資金を動かして、短期間に莫大な利益を獲得することを狙うならば「スタンダード口座」がお得になります。
また、ボーナスには頼らずに自己資金でスプレッドを狭くして、国内業者並みのスペックを維持しながら大きなレバレッジの取引も享受したいと思うのであれば「XMZero口座」がお勧めということになります。
どの口座も世界中の投資家から評価されている「MT4チャート」を利用できますし自動売買も可能となります。
また、まさかの相場の急変による暴落時にも「ゼロカットシステム」により、投入した資金以上の損失は絶対に出ませんので、証拠金管理上から考えると国内業者よりもはるかに安全な取引ができることになるのです。
もちろん、この口座は海外におけるFXの取引となりますから、利益に対する課税は国内業者を利用している時のものとは大きく異なる部分もあります。
ただし、短期間に利益が出せる可能性は、国内業者で売買していた時とでは比較にならないほどの違いがでることになります。
国内業者と海外業者を比較して二者択一で選ぶのではなく、並行して両者の「いいところどり」をすれば更に効果的な取引を可能にできることは間違いありません。
利用者の発想次第で、その効果を大きく発揮させることができるのが海外FX業者の魅力です。このXMが提供する3つの口座だけでも、うまく使い分けていくとその効果はさらに高まることになります。