日経平均株価(225種)は反落し、15日以来約2週間ぶりの安値水準で取引を終えた

30日の東京株式市場は、欧州の金融システムへの懸念が広がったことで、銀行や保険の金融関連銘柄を中心に売り注文が膨らんだ。日経平均株価(225種)は反落し、15日以来約2週間ぶりの安値水準で取引を終えた。下げ幅は一時280円を超えた。

30日は3月期決算企業の中間期末となったが、平均株価は3月末と比べると約300円安い。5月まで上昇したが、6月の英国の欧州連合(EU)離脱問題を受けて下落。日銀の7月の追加金融緩和で持ち直した。

30日の終値は前日比243円87銭安の1万6449円84銭。東証株価指数(TOPIX)は20・47ポイント安の1322・78。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証反落、2週ぶり安値 欧金融懸念、金融株に売り