-民間部門は8.3万人増=失業率、9.1%に上昇- 【2011年6月4(土)】 - 米労働省が3日発表した5月の新規雇用者数(非農業部門で軍人除く、季節調整済み)は、前月比わずか5万4000人の純増と、昨年9月の2万9000人増以来8カ月ぶりの低い伸びとなった。前月(4月)の同23万2000人増の4分の1という急減速で、エコノミストの間で米国の景気回復が逆戻りして2番底になる可能性が出てきたとの懸念が広がっている。また、市場予想の同16万9000人増の半分以下となり、サプライズとなった。
[紹介元] 増谷栄一のアメリカ経済情勢ファイル | Klug クルーク 米5月雇用、わずか5.4万人増=景気に2番底懸念も