CFD取引にも利用できるXMのMT4

XMはハイレバレッジ運用ができることが注目されていますが、実は全く同じプラットフォーム上でCFD・Contract For Differenceの取引も行うことができるのです。

つまり、極端な話でいえばドル円と日経平均を並行して一緒に売買することも可能になっているのです。今回はこれにフォーカスしてご説明してみたいと思います。

本邦個人投資家がすぐに使えるのは日経225Cash

XMにおけるCFD取引はかなり多岐にわたった商品の取引が可能になります。

金や銀はもちろん、コモディティの領域は大豆・とうもろこし・砂糖・コーヒー・ココアなどの商品も取引可能ですし、株式指数取引も世界の主要国の株式を売買することができるようになっているのです。

さらにエネルギー関連でも売買が可能ですから、金融市場で話題になる商品についてはほとんどこのプラットフォームで取引が可能となります。

さすがにまったく知見のない市場で取引をするのは無謀ですが、本邦の個人投資家に関して言えばもっとも取引がしやすいのは「日経平均の現物相場」ということになるのではないでしょうか。

証拠金のレバレッジは200倍となりますので、足元で日経平均が2万6000円なら1枚130円で取引できることから、888倍環境におけるドル円売買には劣るものの、相当資金効率のよい取引ができるのが魅力となります。

ただ、この「日経225Cash」は東証が稼働している時間帯は東証の日経225現物株価と連動しますが、それ以外の時間帯は先物市場に影響を受けながらドル円にも大きな影響を受ける動きをしますので、ロンドン、NYタイムの取引には注意が必要になります。

またNYタイムのクローズに合わせて東京市場が始めるまで取引ができなくなる時間帯もありますので、この辺りもしっかり仕組みを覚えてから売買する必要があります。

XMではNYダウの取引も可能となりますが、証拠金は1%ですから、2万5000ドルの水準なら250ドル、つまり2万8000円弱の証拠金が必要になりますので、日経平均に比べますと手が出しにくいものとなっているのがわかります。

FXにプラスオンの利益確保も可能

東京タイムですとドル円と連動感のある動きをすることが多いのが日経平均になります。

そのためドル円の顕著な上昇や下落局面では一緒に日経平均のCFDを取引することにより、さらに利益を増幅させるというメリットが生まれることになります。

同様の発想で金や銀、コモディティ系に投資をするといったことも考えられますが、最初はわかりやすい商品をピックアップして売買してくことがお勧めとなります。

基本的に為替しか取引をしない場合でも、チャートを表示させることで相場状況を常に確認することができるのもXMにおけるCFDのメリットと言うことができます。

国内業者の場合には金融庁が厳しく規定していることから、同じ業者でFXとCFDを提供していても、同一の取引プラットフォーム上で一括資金管理によりトレードできるところはありませんが、XMの場合にはそれができるのが非常に便利で大きなメリットとなっていることがわかります。

ひとりで8つまで口座開設できるメリットはここにある

XMは一人につき「最大8つ」まで口座開設が可能となっています。

そのため通貨ペア別に資金管理する方法もありますし、こうしたCFD利用については個別商品ごとにアカウントをわけで売買するといったことも可能で、意外なところでこうしたメリットを享受することができるようになっているのです。

国内ではCFDというのはまだまだメジャーな取引手法にはなっていません。

しかし、海外、とりわけUKなどでは株の個別取引よりもインデックスのベースのCFDや個別株CFDで投資を行う個人投資家が圧倒的に多く、こうした背景からXMも同じプラットフォーム上で取引できるCFDを多く設定していることがわかります。

この領域は国内店頭FX業者にはない大きな魅力でもありますので、利用できるところから少しずつでも取引を進めてみますと、相場の投資の幅が広がり、利益機会にも恵まれることになるのです。

CFDでは888倍のレバ利用は不能

このCFDは日経平均のところでも触れましたが、基本的に最大のレバレッジは200倍で、さすがにこの領域では888倍の利用はできません。

しかしながら国内のCFDの場合、個別株CFDは5倍、指数平均CFDは10倍、商品CFDは20倍など個別にレバレッジの上限が決められています。

したがってXMにおける200倍というのはこの領域でも十分にハイレバレッジを発揮していることがよくわかります。

加えて、このCFD取引でも当然のことながらゼロカットシステムが履行されますので、どれだけ損がでても追証を求められることがないのも非常にメリットの多い安全な取引手法ということができるのです。

XMで口座を作ったら一度は考えてみたい取引ゾーンということがいえます。