※忙しい人のサマリー 雇用統計、軒並み弱めの数字で一時ドル売りも値を戻す 年内の利上げ期待が依然大勢、ドル買い基調継続を意識 【東京市場】103円台半ば推移 夜の米雇用統計を控えて、積極的な動きは手控えられた。 ドル円は103円台前半から半ばにかけての動き、ユーロドルは1.11台後半での動き。 【ロンドン市場】雇用統計待ち 雇用統計を控えて、動きは限定的。 朝方はクロス円を含め円安が優勢で、ドル円も103.70近辺まで上昇。 桜井審議委員が3次元緩和に限界無しと発言したことなどが材料に。 もっとも、高値からの買いには慎重。 【NY市場】 市場が注目していた21時半の米雇用統計(8月)は、 ここ2ヵ月相当強めに出ていた非農業部門雇用者数、(NFP)が、 事前予想の+18.0万人を下回る+15.1万人にとどまった。 また0.1%の改善が見込まれていた失業率が4.9%と前回と同水準。 平均時給が前月比+0.1%と予想、前回よりも低水準にとどまるなど、 軒並み厳しい数字となった。 この結果を受けて、市場では9月の利上げ期待が後退した。 発表前まで3割を超えていた金利面での利上げ織り込みは、2割程度まで急落。 ドルはいったんほぼ全面安となった。 しかし、ドル売りの動きは限定的なものにとどまり、すぐに値を戻す展開に。 年内の利上げ期待が大勢派にとどまったことや、 月曜日が休場となるNY勢がドル売りポジションを維持することを嫌い、 調整の動きを強めたことなどが、 ドル高円安の要因となった。 ドル円は103円40銭近辺で雇用統計を迎えた後、 102円80銭近辺まで値を落としたものの、その後発表前の水準を大きく超えて上昇。 一時104円30銭台まで上値を伸ばした。 米株、欧州株が軒並み上昇し、リスク選好での円売りが出たことも、 ドル円を支える結果となった。 ロングウィークエンド前で参加者が減ったNY午後は 高値から調整の動きがやや優勢となったが、 104円割れ程度までの戻しにとどまるなど、ドル高円安基調が継続して、 週の取引を終えている。 【本日の見通し】基調変わらず 前週末の米雇用統計は非農業部門雇用者数が事前予想に届かず。 失業率、平均時給なども予想より弱め。 発表直後はドル売りが優勢となったが、すぐに切り返し、その後はドル買いが優勢となった。 9月の利上げ期待は瞬間後退したものの、回復。12月の利上げが本命という状況も変わらず、数字の弱さの割には影響は限定的に。 週末104円台まで上昇したドル円の基調は継続へ。 ドル円は105円のターゲットを意識する展開となりそう。 今日の注目は11時半に予定されている黒田日銀総裁による講演。 今月20日21日に予定されている日銀金融政策決定会合での 追加緩和に対する思惑が広がる中で、緩和につながるヒントが出てくるのかどうかが 注目されている。 総裁講演を受けて市場の追加緩和期待が一気に強まるようだと、 円安の動きが加速する可能性も。 【本日の戦略】押し目買い 流れは変わらず、ドル円は上値を意識。 出来れば103円台に押されたところを買いたいところ。 105円手前の売りが残っているといわれ、高いところで買うと調整売りに押された際に厳しい。 もっとも、売りから入る局面ではないように見える。 デイトレも買いから。104円台半ば手前では利益確定に。 ※山岡和雅個人の見解です 為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません
ドル円は103円台前半から半ばにかけての動き、ユーロドルは1.11台後半での動き
[紹介元] 山岡和雅の視点 | Klug クルーク 雇用統計弱めも「基調変わらず」ドル円上値を意識













