2日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)は反落した。日本の為替政策を批判したトランプ米大統領の発言に対する警戒感や、米国が来月も追加利上げを見送るという見方から、円高ドル安が進んで嫌気された。下げ幅は一時100円近くとなった。
午前終値は前日終値比48円15銭安の1万9099円93銭。東証株価指数(TOPIX)は3・11ポイント安の1524・66。
堅調な企業業績を背景に前日終値を小幅に上回る場面もあった。市場では「米雇用統計の発表などを控えて積極的な売買はしにくい」(大手証券)という見方が出ていた。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値1万9099円 トランプ氏の発言警戒