ITベンチャー、リキッド(東京)がインドネシアで指紋認証による大規模な決済サービスの展開を始めることが22日、分かった。リキッドによると、数十万人規模での指紋認証の本格的な運用が実現すれば、世界で初めてだという。
指紋認証による決済は、現金などを持ち歩かずに手ぶらで買い物ができる利点がある。
リキッドは、現地で最大規模の複合企業集団サリム・グループと昨年11月に共同出資会社を設立した。グループの従業員約50万人を足掛かりに運用拡大を目指す。今月から利用者の指紋登録を始め、年内にグループ企業の店舗などに読み取り機を順次設置する。
[紹介元] 東京新聞 経済面 指紋決済、大規模展開へ インドネシアで本格運用












