■NY為替・5日=NY市場休場で動意薄、ドル円は103円前半

 NY為替市場は動意薄。NY市場がレーバーデーの祝日で、株式や債券市場などが休場となり、市場参加者も少なく動意は見られなかった。先週末に注目の米雇用統計をこなしたものの、米年内利上げをめぐる不透明感は払しょくされておらず、ドルの方向感にはつながっていない。主要20カ国・地域(G20)首脳会議後の会見で、安倍首相は金融政策に関して黒田日銀総裁の手腕を信頼していると述べ、為替動向には緊張感を持って注視していく考えを示した。
 調整の売りが先行していたドル円は下げ渋るも戻しは103円半ばにとどめ、103.35円近辺でもみ合い。予想比上振れた英8月サービス業PMIを背景に7月中旬以来の高い水準となる1.33ドル後半まで上昇したポンドドルは1.33ドル近辺に押し戻され、ポンド円は138円半ばから137円半ばに失速した。英先行き景気減速への不安も根強く、ポンドの戻り売り圧力は残されている。また、ユーロドルは1.11ドル半ば、ユーロ円は115円前半で動意薄。
 原油高を支えに加ドルはしっかり。ドル/加ドルは1.2907加ドルまで加ドル高が進み、加ドル円は80円近辺で底堅い動き。サウジアラビアとロシアが、石油市場の安定に向けて協力することで合意したとの報道を受けて、原油相場は上昇した。NY原油先物のフロア取引は休場だが、電子取引では一時46ドル半ばまで急伸した。また、豪ドル/ドルは0.75ドル後半、NZドル/ドルは0.73ドル近辺、豪ドル円は78円半ば、NZドル円は75円半ばで小動き。
 6時現在、ドル円は103.43円、ユーロドルは1.1147ドル、ユーロ円は115.30円で推移。

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