14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半で取引された。北朝鮮や中東を巡る情勢の緊迫が意識され、警戒感から比較的安全な資産とされる円が買われた。
午後5時現在は、前日比09銭円高ドル安の1ドル=108円92〜94銭。ユーロは36銭円高ユーロ安の1ユーロ=115円67〜71銭。
昼すぎまでは割安感からドルを買う動きが先行したが、米軍による過激派組織「イスラム国」(IS)への空爆や、北朝鮮への攻撃の可能性など国際情勢の緊迫が改めて意識され、急速に円高が進む場面があった。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東京円、108円台後半 北朝鮮情勢を警戒