◎ポイント
・米財務省30年債入札(120億ドル、リオープン)
・NY原油下落、IEA「需要の鈍化ペースは予想を上回る」
・中国8月鉱工業生産:前年比+6.3%(予想+6.2%)
13日のニューヨーク外為市場では米国の主要経済指標の発表は予定されておらず、来週に迫った連邦公開市場委員会(FOMC)への不透明感からドルはもみ合いが予想される。FRBは20−21日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて米連邦準備制度理事会(FRB)は13日からブラックアウト期間入り。このため、FRB高官らの講演予定もない。
米連邦準備制度理事会(FRB)がブラックアウト期間入りする直前、最後となる12日の講演で、ブレイナード理事は早期利上げを警告。中国の経済鈍化、ドル高、海外の需要鈍化が潜在的に米国経済の見通しに影響を与えるリスクを指摘し、「利上げを急ぐ理論は説得力がない」との見解を示した。
一方、米アトランタ連銀のロックハート総裁(FOMC投票権なし)は同日の講演で、「状況は利上げに向けた真剣な議論を正当化」すると、先週9日の講演で、「緩やかな引き締めが理にかなう」との見解を示した米ボストン連銀のローゼングレン総裁(FOMC投票権あり)に続き、早期の利上げの可能性を示唆した。
FOMC内では、イエレンFRB議長、フィッシャー副議長、ダドリーNY連銀総裁と同じく、理事の影響力も強い。このため、ブレイナード理事の見解が9月FOMCでの利上げをとどまらせるとの見方が市場で広がった。ドルも伸び悩んだ。ただ、ブレイナード理事はビル・クリントン政権で要職を務めた経歴があるほか、ヒラリークリントン氏が大統領に選出された暁には財務長官としてブレイナード理事を指名するとの憶測もあり、選挙を控えて、政治的にハト派姿勢を保っているとの非難も聞かれる。
しかし、今週後半には8月の小売売上高や生産者物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)が発表される。米国の金利先物市場での9月の利上げ確率は依然22%。一時の一けた台からは上昇したものの、市場は依然9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性は低いと見ている。サプライズを嫌うFOMCは市場の期待が70%前後に上昇しない限り、利上げを実行するとは考えにくい。
・ドル・円は、200日移動平均水準の110円24銭を下回っている限り下落基調。
・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.1139ドルを上回っている限り中期的な上昇基調に入った可能 性。 ドル・円102円23銭、ユーロ・ドル1.1247ドル、ユーロ・円115円70銭、ポンド1.3251ドル、ドル・スイスは0.9710フランで寄り付いた。
FRBは20-21日に開催される連邦公開市場委員会(
[紹介元] ザイFX! 為替のとれたてニュース 【NY為替オープニング】9月FOMCへの不透明感にドルもみ合い













