ドル円は欧州市場に入り、下値を切り下げた

 19日のロンドン市場では、豪ドルやカナダドルといった資源国通貨が対ドルで買われた。NY原油の時間外取引での上昇が背景。豪ドル/ドルは13日以来の高値水準となる0.7552近辺まで一時上値を伸ばし、ドルカナダは1.3136近辺まで一時下値を切り下げた。
 
 ドル円は欧州市場に入り、下値を切り下げた。アジア市場で維持していた102円を割り込むと、ストップロスを巻き込み、一時101.70近辺まで下落した。ただし、日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるのを前にして、日米の金融政策の動向を見極めたいとの気分も強まっており、その後は下げ渋っている。
 
 ユーロドルはもみ合い。目立った材料が見当たらないなか、1.11ドル台後半から1.11ドル台半ばで方向性に欠ける動きとなっている。
 
 ポンドドルは上昇。前週末の下落に対する修正の動きから堅調に推移し、一時1.3075近辺まで上値を切り上げた。
 
みんかぶ「KlugFX」

[紹介元] 為替市場レビュー | Klug クルーク 【ロンドン市場】資源国通貨が対ドルで買われる