昨日、今日と開催されていた日銀金融政策決定会合で、これまでの経済・動向と政策効果についての「総括的検証」を行った結果、これまでの金融緩和の枠組みを発展させたものとして「長短金利操作付き量的・質的緩和」が導入されました。 従来の「マイナス金利付き量的・質的緩和」では「(短期のマイナス)金利」「(資産買入れの)量」「(買入れ資産の)質」の3次元で緩和を進めていましたが、これに加えて「(目標とする長期金利の)時間」の軸を加えて4次元緩和と言うわけです。 しかしながら、これまで2%の物価安定目標の達成の次期を(何度も延期はしましたが)具体的にコミットしてきましたが、今回の枠組み変更では「消費者物価上昇率の実績値が安定的に2%の「物価安定の目標」を達成するまでマネタリーベースの拡大を継続する」とされたことで、やみくもに量的緩和政策が長期化する可能性が出てきました。 黒田総裁は「これまでよりも緩和の枠組みを強化した」としましたが、期限のない約束にどれほどの意味があるのか、という疑問が残ります。 実際にインフレに対してどういった効果があるかは別にして、「長短金利操作」=イールドカーブをコントロールすることで、長期金利の必要以上の低下を防ぐ、という新し目標に加え、固定金利資金供給オペの期限を1年から10年に大幅に延長することなど、銀行や保険会社の運用難に対する補助とも取れるような政策が採用されたことから金融株がけん引する形で日経平均は上昇しました。その為一旦は102円台後半まで円安が進みましたが、上昇していた米長期金利が反落しているとから、ドル円も反落しています。 ここからは今晩のFOMC次第ですが、ここまでの動きを見るとドル円は米長期金利の動きに強く左右されていますので、年内利上げが強く示唆されれば再び103円トライ、年内利上げ見送りの公算が高まれば101円割れといった展開が予想されます。 【オンラインセミナー】9月28日(水) 高野が “とことん” 答えます!~FXに関する質問に答え続ける90分!~ 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160928.html 【会場セミナー】10月15日(土)「FXヂカラ向上プロジェクト2016」 in 小倉 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e161015.html
「長短金利操作付き量的・質的緩和」
[紹介元] 高野やすのりののりのりFX | Klug クルーク 「長短金利操作付き量的・質的緩和」













