IMFは日本経済について「消費税率10%への引き上げ

【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は4日、最新の世界経済見通しを発表した。日本の実質国内総生産(GDP)の成長率予測を2016年が0・5%、17年が0・6%とし、7月時点からそれぞれ0・2ポイント、0・5ポイント引き上げた。消費税増税延期と16年度第2次補正予算案での経済対策が寄与すると見込んだが、景気の急回復は期待できないとみている。

IMFは日本経済について「消費税率10%への引き上げ延期や経済対策、日銀の追加金融緩和が個人消費を支え、最近の円高の悪影響を相殺する」と分析。ただ「人口減少が響き、中期見通しは弱いままだ」とした。

[紹介元] 東京新聞 経済面 日本0・5%成長に引き上げ IMF、増税延期や経済対策で