物価上昇「弱まっている」 日銀総裁、目標達成先送り

日銀の黒田東彦総裁は1日、金融政策決定会合後に記者会見し、物価上昇の勢いは「幾分弱まっている」とし、注意深く動向を点検していく姿勢を示した。会合では、2%の物価上昇目標の達成時期を「2018年度ごろ」に先送りしたが、堅調な雇用情勢などを踏まえ、追加金融緩和は見送った。

黒田氏は13年に就任した際に、2%目標を2年程度で達成すると宣言していたが、これまで4度にわたって先送りを重ねて「17年度中」までずれ込ませていた。

黒田氏は会見で「2年で実現できなかったことは残念」と述べた上で、想定外の要因が物価低迷につながったとの認識を示した。

[紹介元] 東京新聞 経済面 物価上昇「弱まっている」 日銀総裁、目標達成先送り