日本銀行は17日、利回り(価格)を指定して国債を買い入れる市場調節(指し値オペ)を初めて実施した。9月に金融政策の枠組みを変更した際、急な金利上昇を防ぐ措置として導入しており、このところの急速な金利上昇を抑える狙いがある。
満期まで2年の国債利回りはマイナス0・090%、満期5年の国債利回りはマイナス0・040%で無制限に買い入れるとしたが、応札はなかった。
通常のオペでは国債の買い入れ額を決め、価格の安い(利回りの高い)ものから買い入れている。
指し値オペの発表後、東京債券市場では国債を買い戻す動きが進み、朝方に一時プラス0・025%をつけた長期金利は0・010%まで低下した。
トランプ氏が米大統領選で勝利した後、米国経済への期待感から米国の長期金利が上昇。それに伴い日本でも長期金利が上昇傾向にある。16日には一時、約9カ月ぶりの高水準となる0・035%をつけていた。
日銀は9月の政策変更で、国債の買い入れ額を調節するなどして長期金利を「ゼロ%程度」に操作する新政策を導入している。(藤田知也)
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 日銀、初の指し値オペ実施 金利上昇抑える狙い













