[シドニー/ウェリントン 31日 ロイター] – 31日のオセアニア外国為替市場では、豪ドルが対米ドルで1カ月ぶりの安値付近で推移している。米経済指標が好調だったことで、米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げするとの観測が一段と強まっている。
豪ドル は現在、0.7521米ドルで推移。前日につけた8月2日以来の安値、0.7500米ドル付近での取引となっている。
豪ドルは今月前半に約3カ月半ぶりの高値水準である0.7760米ドルをつけたが、それ以来、下降トレンドに入っている。今では、0.7530米ドル付近にある主要な下値支持線を割り込み、7月27日以来の安値に当たる0.7450米ドルをつける可能性も出てきた。
ニュージーランドドル は0.7217米ドルから0.7244米ドルに上昇。企業信頼感調査が良好な内容で支援材料となった。
豪国債先物はまちまちの展開。3年債先物 は1ティック上昇し98.62。10年債先物 は98.1500で変わらず。
[紹介元] ロイター 外国為替ニュース シドニー外為・債券市場=豪ドル、1カ月ぶり安値付近 米利上げ観測が圧迫