ロンドン午前はドルが底堅く推移した。この後の米8月雇用統計が強い結果なら、早期利上げ観測が高まるとの期待感や、就業者数の伸びが不調だった場合でも上振れた直近2カ月分の反動と受け止め、しばらくドル高地合いが続くとの思惑もある。
欧州株高やダウ先物のプラス推移もサポートに、ドル円は103.71円まで上昇したほか、ユーロ円は116.05円、豪ドル円は78.23円、NZドル円は75.58円、加ドル円は79.11円まで上値を広げた。
ユーロドルは1.1174ドルまで売られたが下値は限定的。前日の英8月製造業PMIに続き、この日発表された同建設業PMIも市場予想や前月を上回った。ポンドドルは1.3294ドルまで買いで反応したが、その後はドルの底堅さに上値を抑えられて1.3258ドルまで弱含んだ。豪ドル/ドルは0.75ドル半ば、NZドル/ドルは0.72ドル後半で小動き。ドル/加ドルは1.3115加ドルまで加ドル安で推移した。
[紹介元] ザイFX! 為替のとれたてニュース ■LDN午前=ドルは底堅い、米雇用統計に期待感