6日のISM非製造業景気指数の予想外の弱さをきっかけに進んだドル安。 先週104円台までつけ、105円の節目超えもと期待されていたドル円は、一転して101円10銭台まで下落し、 100円の大台が意識されるところまで値を落としました。 しかし、8日のNY市場でドル円は102円台半ばを超えるなど、下げが一服。 主要な経済指標発表や要人発言があったわけではなく 米EIAによる週間原油在庫統計での予想以上の在庫減が示されて原油高となり 原油高による物価の上昇見込みが利上げ期待を押し上げる形で、 米債利回りの上昇につながって、ドル買いという流れになりました。 とはいえ、現水準での原油の上下だけでここまで大きく買い上げたというのは理由としては少し強引な印象。 節目の102円を超える買い戻しのきっかけを探っていた市場に タイミングよくドル買いの理由ができたといったところでしょう。 回復した利上げ期待にしても、 金利面での織り込みを見ると、9月の利上げについては25%程度と少数派。 あまり期待を持ちすぎると、ふたたび落とされそうです。 20日、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)までは、 突っ込んだ売り買いに対する警戒感が残り 神経質な動きが続きそう。 FRB要人は比較的強気さ姿勢を崩していないように見えますが、 このところの指標の弱さに 来週の小売がさらに弱めに出たりすると 利上げのハードルがもう一段高くなるだけに、 意識としてはまだドル安方向を警戒したほうがよさそうです。
6日のISM非製造業景気指数の予想外の弱さをきっかけに進んだドル安
[紹介元] ダックビル為替研究所 | Klug クルーク 「ドル安」の流れは終わったのか?













