ドル円は103円台に乗せると一時103.36レベルに高値を伸ばした

 14日のロンドン市場では、円相場主導での上下動となっている。ドル円は103円台に乗せると一時103.36レベルに高値を伸ばした。ただ、その後は103円台を維持できず、102.50割れまで反落。東京午前の上げをほぼ解消した。上に往って来いとなった。

 クロス円もドル円に沿った値動き。ユーロ円は一時116.09レベルと高値を更新したあと、115.05近辺まで反落。ポンド円は136.63レベルの高値をつけたあとは、135円台半ばへと反落。豪ドル円は77.40近辺に上昇後、76.60近辺まで反落。いずれも東京市場からの上げを埋め戻す動き。ただ、円高水準を更新するには至らず、レンジ相場となっている。

 一方、ドル相場は小動き。ユーロドルは1.12台前半と今週の相場で見慣れた水準。ポンドドルは1.32挟みで上下50ポイント程度に収まっている。豪ドル/ドルは0.74台後半での揉み合い。NY原油先物が45ドル台前半と安値圏で推移しているが、特段の下押しはみられていない。

 市場では来週の日銀決定会合を控えて思惑が交錯している。通貨オプション市場では、21日の結果発表を意識して、ドル円など円関連の通貨ペアで1週間物の水準が急上昇している。これまで報じられてきたマイナス金利の深堀りに加えて、購入対象の債券の組み換えなど総合的な対応がなされる見込みと報じられている。また、物価目標の期限の明示を避ける案もあるという。市場の受け止め方は様々となっている。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明