売却額は数百億円に上るとみられ、週内にも発表する

エアバッグのリコール(無料の回収・修理)問題に揺れるタカタが、米子会社の自動車内装部品製造アービン・オートモーティブ・プロダクツを、米同業のピストン・グループに売却する方針であることが27日分かった。売却額は数百億円に上るとみられ、週内にも発表する。リコール費用の支払いに充てる方針。

タカタ製エアバッグのリコール費用は全体で1兆円規模に上る見通しで、自動車メーカーと負担割合を協議している。アービン社など非中核事業の売却といったリストラを進める姿勢も示し、自動車メーカーの支援を取り付けたい考えだ。

[紹介元] 東京新聞 経済面 タカタ、数百億円で米子会社売却 リコール費用に