ニッカだけでなく、サントリーグループでも原酒が不足しており、両

ニッカウヰスキーは29日、ウイスキーの原酒を大幅に増産すると発表した。2017年中に仙台市にある宮城峡蒸留所の休止設備を再稼働し、17年に国内全体で原酒を仕込む量を16年比で4割増やす。

ニッカ創業者を主人公にしたNHK連続テレビ小説「マッサン」の影響などでウイスキー人気が高まったほか、海外でも日本産ウイスキーが好評で輸出が拡大した。ニッカだけでなく、サントリーグループでも原酒が不足しており、両社は増産を進めている。

原酒の熟成期間は短くて5年程度、長い場合は70年に及ぶ。ニッカはウイスキー市場が将来にわたって成長するとにらみ増産に踏みきった。

[紹介元] 東京新聞 経済面 ニッカ、原酒を大幅増産 仙台の蒸留設備再稼働