農水省によると、需要が高まるクリスマス前後は在庫が十分あり、来春までの

農林水産省は27日、バターを4千トン追加輸入すると発表した。北海道などの台風や西日本を中心とした猛暑の影響で乳牛が体調を崩すなどして、原料となる生乳の生産量減少が懸念されるため。当初は本年度の輸入量を7千トンとしていたが、5月に6千トンの追加を決めており、今回も含めた本年度の輸入量は計1万7千トンとなる。追加輸入は3年連続。

農水省によると、需要が高まるクリスマス前後は在庫が十分あり、来春までの供給にも支障はないと見込んでいる。ただ、来年度以降も安定的にバターを供給するため追加輸入によって在庫を積み増しておく必要があると判断したという。

[紹介元] 東京新聞 経済面 バター4千トン追加輸入へ 農水省、台風・猛暑影響